新着情報

2024年10月3

 

本会の元共同代表、賛同よびかけ人の一人、立命館大学名誉教授の赤澤史朗さんがご逝去

 

2024年9月20日、本会の元共同代表であり、賛同よびかけ人の一人である赤澤史朗さんが肺炎で逝去されました。享年76歳でした。

 

赤澤さんは立命館大学名誉教授であり、ご専門は近代日本政治史、思想史でした。

 

ご著書に『近代日本の思想動員と宗教統制』(校倉書房)、『文化とファシズム』(共編著、日本経済評論社』、『東京裁判ハンドブック』(共編著、青木書店)、『東京裁判』(岩波書店)、『戦没者合祀と靖国神社』(吉川弘文館)、『靖国神社ー「殉国」と「平和」をめぐる戦後史』(岩波書店)、『戦中・戦後文化論』(法律文化社)などがあります。

 

赤澤さんのお仕事は「ファシズム史などの視点から、日本の近現代の権力構造や思想の推移を解き明かした」(2024年9月29日付の朝日新聞)と言われていますが、赤澤さんが終生、一方ならぬ関心をお寄せになっていたテーマが「東京裁判」と「靖国神社」だったことは注目すべきです。

 

立命館大学ご退職後、難病に冒され、お身体は必ずしも万全な状態ではありませんでした。

 

しかし、それにもかかわらず、2016年に本会が発足し、私たち(長谷川、川口、春日)が共同代表のご就任をお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。以来、理論面で本会の活動を牽引していただくとともに、実践面でも積極的に活動していただきました。

 

2017年11月12日の「東京裁判判決71周年記念講演会」では講師として「東京裁判と戦後日本ー東京裁判史観の亡霊ー」と題し、戦後日本の戦争認識の問題点(東京裁判を「報復」としてとらえ、先の戦争を「侵略戦争」と認めることができないこと)を冷静に淡々と批判されました。

 

さらに、2019年2月19日の「防衛省への陳情書提出と意見交換会」の席上では、本会代表として防衛省担当官に陳情書を手渡されました。そして、引き続き開催された意見交換会では、防衛省担当官を対して東京裁判の歴史的重要性と市ヶ谷記念館における展示の意義を噛んで含めるように諄々と説かれました。

 

この赤澤さんの説得が功を奏して、さらに日を改めて意見交換を継続することが防衛省との間で合意できました。

 

同年10月11日に二回目の意見交換会が開催され、その結果、防衛省は本会の展示改善要求の一部を受入れ、本会に対して「東京裁判」関連写真データの提供を要請してきました。本会はこの要請を受けて34点の写真データを提供し、現在、その18点が市ヶ谷記念館に展示されています。

 

もちろん、これは本会の展示改善要求全体に比すれば、ささやかな一歩にすぎません。

 

しかし、本会発足時の孤立無援の状況に比すれば、大きな一歩でした。そして、この一歩に赤澤さんのお力があったことは間違いありません。

 

世界が大転換期を迎え、不穏な空気が漂う現在、日本の方向性はいかにあるべきかが切実に問われています。

赤澤さんが戦後日本に対して問い続けた問題は、今後ますます重要になり、そのお仕事は改めて評価されるにちがいありません。

 

ここ数年、赤澤さんはご体調が優れず、共同代表を辞され、本会の活動も休止されていました。しかし、それでも赤澤さんは本会の精神的な支えであり、私たちのかけがえのない仲間でした。

 

本会はこれからも赤澤さんの遺されたご意志とともにあり続ける所存です。

 

最後になりましたが、赤澤さんの御霊に深く感謝申し上げるとともに、謹んで哀悼の意を捧げます。

陳情書を防衛省担当官に手渡す有り日の赤澤史朗さん

 

 

※ご参考までに本会提供の写真データの展示状況をお知らせします。なお、この写真は防衛省が撮影したものであり、本会宛て展示状況報告の別紙第2に付されていたものです

2024年7月22

 

話題の書「Judgment at Tokyo: World War II on Trial and the Making of Modern Asia」をハワイ大学の戸谷由麻氏が書評

 

昨年、欧米の各有力紙で、Garyj Bass氏の“Judgment at Tokyo: World War II on Trial and the Making of Modern Asia“ という本が話題となりました。

 

2024年6月5日付の朝日新聞でも「東京裁判見つめ直すこと」と題して、著者のBass氏のインタビュー記事が掲載されました。

 

原著の邦訳はまだありませんが、ハワイ大学の戸谷由麻氏の書評(英文)がオンラインの学術ネットワークに掲載されました。そこで弊会が同氏にその和訳と弊会サイトへの掲載をお願いしたころ、ご快諾を得ることができました。

 

ここに戸谷氏のご協力に深く感謝するとともにその全文を掲載するしだいです

 

ダウンロード
書評(和訳)_Judgment at Tokyo_2024-07-03.pdf
PDFファイル 521.9 KB

2024年5月20日

 国際刑事裁判所(ICC)は、ガザ戦争に関連した戦争犯罪および人道に対する罪の疑いでハマスとイスラエルの指導者らに対する逮捕状を請求していると発表

 

  2024年5月20日、国際刑事裁判所のカリム・カーン検察官は声明で、10月7日にイスラエル南部でハマス主導の攻撃を受けてガザ紛争が勃発して以来、ハマスのヤヒヤ・シンワル、モハメド・ディアブ・イブラヒム・アル・マスリ(デイフ)、イスマイル・ハニヤの3人が殺人、皆殺し、人質を取るなど、数多くの犯罪で「刑事責任を負っている」と信じるに足る十分な根拠があると述べました。

 

 また、同時にイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とイスラエルのヨアブ・ギャラント国防首相とイスラエルのヨアブ・ギャラント国防大臣が「パレスチナ国の領土内で犯された」その他の犯罪や人道に対する罪にも責任があると信じる十分な根拠もあると述べました。

 

 詳細については以下の国連ニュースサイトをご覧ください。

 

 国連ニュースサイ

2024年4月2日

 NHK「映像の世紀バタフライエフェクト」で「東京裁判」を放映

 

 2024年4月1日、NHK総合テレビの「映像の世紀バタフライエフェクト」で「映像記録 東京裁判」が放映されました。NHKプラスでの配信は4月8日8(月) 午後10:44 までです。お見逃しされた方はそちらで是非ご覧ください。

以下、公式サイトの内容紹介を転載します。

 

アメリカなど11か国が裁判官と検察官を務めた東京裁判は、日本の戦争指導者の責任を追及する様子を世界に発信するため、照明など撮影に万全の体制を整えた法廷で行われた。被告人25人のうち7人に極刑が言い渡された。傍聴していた作家・川端康成は、「劇的な人間の生と死との分れ目を私は眼前に見て、深く打たれるものがあった」と記している。東条英機、広田弘毅など戦争指導者が裁かれた東京裁判の2年6か月をたどる

 NHKプラス

2024年3月13日

 「国際刑事裁判所」所長に赤根氏日本人初の所長に就任

 

 

2024年3月11日、国際刑事裁判所(ICC)は、赤根智子裁判官が所長に選出されたことを発表しました。赤根氏の任期は3年。戦争犯罪など重要な犯罪に関与した人物を訴追するICCの所長としては日本人初となります。

 

昨年、3月、ICCはロシア軍による戦争犯罪の容疑でプーチン大統領に逮捕状を出しました。赤根氏はこの件を審理した裁判官の一人で、ロシア政府からの報復処置として指名手配を受けています。

 

ICCは2002年、オランダのハーグに設立された国際裁判所です。現在、日本を含め124の国と地域が加盟しています。ICC設立の起源は、ニュルンベルク裁判と東京裁判にあり、現在、ドイツではその歴史的意義を継承し、国際刑事裁判の発展をめざす「ニュルンベルク原則アカデミー」が活動しています。

 

 

弊会はこのニュルンベルク原則アカデミーの趣旨に賛同するものであり、この日本人初のICC所長就任を機にICCの存在意義とその起源の一つである東京裁判の歴史的意義の再評価を期するものです。

 

→関連記事はこちらから

2023年11月20日

当会賛同人の一人、田中利幸氏のブログ記事のご紹介

 

2023年10月7日、イスラム組織ハマスが突如、イスラエルへの攻撃を開始。イスラエル軍もこれに対して激しく反撃して、現在も戦争は進行中です。この戦争に関連して当会賛同人の田中氏が下記の題名の記事を自身のブログに投稿したのでご紹介します。

 

 

2023年11月17日金曜日

Palestinian Groups Ask ICC to Arrest Israeli PM Benjamin Netanyahu for War Crimes & Genocide in Gaza

パレスチナ人団体、ICCにイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフをガザでの戦争犯罪とジェノサイドで逮捕するよう要請

 

11月10日放送『デモクラシー・ナウ(今こそ民主主義を)!』の日本語訳です。

https://www.democracynow.org/2023/11/10/icc_lawsuit

 

→田中利幸氏のブログ記事はここから 

2023年7月28日

戸谷由麻氏とデイヴィッド・コーエン氏のご共著『実証研究 東京裁判』のご紹介

 

戸谷由麻氏とデイヴィッド・コーエン氏のご共著『実証研究 東京裁判』が筑摩書房より上梓されました。以下、本書のカーバーからその内容紹介文を転載します。

 

「従来の東京裁判論は、主に政治・外交史を基調とし、また「日本無罪論」で知られるインド代表判事パルやオランダ代表判事レーリンクによる個別反対意見をもっぱら話題とし、本来の東京裁判での多数派意見は軽視してきた。本書は、東京裁判の事実認定がいかになされ、責任がどう問われたのかを実証的に解明。法廷で適用された責任論や、各被告人に対する判定の根拠を体系的に分析する。判決75周年に向けて、東京裁判を国際刑事裁判史にどう位置づけて評価すべきか、その功績と問題点を明らかにする」。

2023年7月25日

 当会賛同人の一人、田中利幸氏のご論考が英語のオンラインジャーナルに掲載

 

田中利幸氏のご著書 Entwined Atrocities: New Insights into the U.S-Japan Allianceの序文(Prologue)を少し短くした論稿が、英語のオンライン・ジャーナル、the Asia-Pacific Journal of Japan Focus に掲載されました。英語圏にお住まいの友人・知人、あるいは日本在住の外国人に友人・知人をお持ちの方は、この情報の拡散をお願いいたします。以下、田中氏のお便りをご紹介します。

 

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田中利幸です

 

暑中お見舞い申し上げます(とはいっても、こちらメルボルンは最低温度が4〜5度、最高温度が12〜3度の寒い毎日ですが)。

ご無沙汰いたしております失礼のほど、ご容赦ください。

 

アメリカやオーストラリアでは先週から映画「オッペンハイマー」が封切りとなりました。私も一昨日、鑑賞しました。3時間という長い映画ですが、なかなか興味深い映画です。これからいろいろ論議をよぶのではないかと思います(私には、批判したいカ所も多々ありますが)。https://www.youtube.com/watch?v=uYPbbksJxIg

 

下記は英語の情報で申し訳ありませんが、近刊の拙著 Entwined Atrocities: New Insights into the U.S-Japan Allianceの序文(Prologue)を少し短くした論稿が、英語のオンライン・ジャーナル、the Asia-Pacific Journal of Japan Focus に掲載されました。英語圏にお住まいの友人・知人、あるいは日本在住の外国人に友人・知人をお持ちの方は、この情報を拡散していただければ光栄に存じます。

 

どうぞお元気で

田中利幸

 

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Dear friends and colleagues,

 

This is just to let you know that my article entitled "Mutual Complicity: Denial of War Responsibilities in Japan & the US" is now available on the Asia-Pacific Journal of Japan Focus website.

https://apjjf.org/2023/7/Tanaka.html

 

This article is a shorter version of the Prologue of my newly published book, Entwined Atrocities: New Insights into the U.S.-Japan Alliance with a Foreword by John Dower (Peter Lang, 2023). 

 https://www.peterlang.com/document/1285367

 

 

 

A recording of my book-launch lecture at the Foreign Correspondents' Club in Tokyo on 25 May is also available on Youtube.

As it was only an hour long talk, I touched briefly on the themes of only three of the eleven chapters in my newly published book, it may be difficult to fully comprehend my thoughts on the issues discussed, but I would be very grateful if you would watch it and provide me frank comments.

Please pass details of this video on to anyone whom you think may be interested.

https://youtu.be/AoBaZyxGV2g

 

Thank you for your assistance.

With kind regards,

 

Yuki Tanaka

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2023年3月2日

先月18日に調布「憲法ひろば」での講演内容がブログで紹介されました。

佐藤定夫氏のブログ「呆け天残日録」に講演内容が紹介されました。佐藤氏は当日、聴衆のお一人としてご参会していただくと共に、調布「憲法ひろば」ニュースでは当講演内容についてご紹介していただきました。しかし、それが紙面の都合により十分ではなかったことを遺憾として、改めてご自身のブログで紹介の労をお取りくださいました。情理を尽くしたご紹介です。是非ともご一読ください。→佐藤定夫氏のブログ

 

 

2023年2月18日

当会共同代表が調布「憲法ひろば」例会で講演しました

 

当会共同代表の長谷川順一と春日恒男は「ウクライナ戦争時代に考える「靖国神社」と「市ケ谷記念館」と題して講演しました。詳細は活動報告をご覧ください→活動報告

調布「憲法ひろば」の皆様が市ケ谷記念館見学を実施された際、当会の存在をお知りになり、今回のような例会にお招きいただく運びとなりました。今後とも当会の活動にご関心がある方は是非ともご連絡ください。お声がけ頂ければいつでもどこでも参上してお話をさせていただきます。

2022年6月10日

2019年に4Kデジタルリマスター版で劇場公開された「東京裁判」が再び劇場公開されます。

 

 

「君は知っているか

敗戦の虚脱と混乱を、そして平和到来の歓喜を

昭和から平成を超え、令和に問いかけてくる、

何を裁き、何が裁かれなかったのかを」

(パンフレットの言葉から)

 

 

●東京都写真美術館ホール(7/5~10)

●ユーロライブ(8/11)特別上映

●東劇(8/15)特別上映

 

 

2022年4月8日

「国際刑事裁判所(ICC)と東京裁判」について当会共同代表の春日恒男が論考を投稿しました。

 

3月2日、国際刑事裁判所(ICC)の検察官がロシアのウクライナ侵攻に対し戦争犯罪の容疑で捜査を開始しました。このニュースを受け、当会共同代表の春日恒男が国際刑事裁判所と東京裁判との関係について論じました。

 

なお、この論考に対して、ハワイ大学の戸谷由麻氏より、「ここで論じられる内容にわたしも同感です。ニュルンベルク・東京裁判の今日的意義について、このような啓蒙活動や対話をつづけていくことは重要ですね。また、今回ロシアによる対ウクライナ侵略戦争や戦争犯罪について、日本政府が欧米諸国と足並みを揃えて国際正義の実現を強調する立場に立っていることも、心強く感じています。考える会の活躍を、今後も応援しております」というご感想をいただきました。

 

また、当会共同代表の長谷川は、自身のブログで『「BC級裁判」を読む』(日経ビジネス人文庫)を紹介し、「ICC規定の受令行為者責任」の抜粋を紹介しています。

長谷川のブログ

 

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2022年4月8日

 

3月2日、国際刑事裁判所(ICC)の検察官はロシアのウクライナ侵攻に対し戦争犯罪の容疑で捜査を開始。9日、日本もICCの加盟国として捜査を付託

 

2022年2月24日、ロシア連邦がウクライナへ軍事侵攻を開始し、現在も戦争は継続中です。ロシア軍は民間人、病院、学校、原発などを攻撃しており、戦争犯罪の可能性が高く、国際刑事裁判所が捜査に動き出しました。

このニュースを受け、当会共同代表の春日が「国際刑事裁判所と東京裁判」に関する論考を投稿しました。また、これに対するハワイ大学の戸谷由麻氏のご感想と当会共同代表の長谷川の参考文献紹介も併せて掲載しました。ぜひご一読ください。

 

 

2022年1月21日

 

Viviane E. Dittrich、Kerstin von Lingen、Philipp Osten、JolanaMakraiová編『東京裁判:法、歴史、記憶の展望』(2020年)のご紹介

 

本書はニュルンベルク原則アカデミーシリーズの1冊として出版されたもので、2018年にニュルンベルクで開催されたIMTFE判決の70周年を記念する国際会議に基づいています。東京裁判の受容と影響だけでなく、著名な学者や専門家による、法廷の設立と機能、手続き上および実質的な問題に関する考察を特集しています。

 

詳細はこちらから→https://www.nurembergacademy.org/publications/books-nuremberg-academy-series/

 

2021年10月26日

戸谷由麻氏のご論文を全文掲載しました。

 

過日ご案内のご論文「戦争犯罪における組織と個人ー東京裁判を事例に」(『世界』9月号(2020年))を著者と書肆のご快諾により当会ホームページで公開いたしました。ぜひご一読ください。 

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2021年10月3日 

戦争遺跡保存全国シンポジウムで報告しました。

 

第 24 回戦争遺跡保存全国シンポジウム 東京 東大和大会第三分科会において当会共同代表の春日が「東京裁判開廷75 周年を迎えてー東京裁判の<遺産>を継承するー」と題する報告をしました。

以下、その報告のレジメです。 

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2021年4月26日

「9条連ニュース」に寄稿しました。

 

当会共同代表の春日が「9条連ニュース」に東京裁判開廷75周年を記念して論考を寄稿しました。

以下はその寄稿記事です。 

ダウンロード
9条連ニュース2021.04.20.pdf
PDFファイル 1.9 MB

 

 

2021年4月18日

新しいページ「「南京大虐殺の史実展」より」を追加しました。

 

侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館(南京大虐殺記念館)のご厚意によって、『南京大虐殺の史実展』(日本語版)における「東京裁判」と「南京軍事法廷」の該当部分(写真データ)をご提供いただきました。また、併せて同紀念館の展示概要に関する解説文、同紀念館サイトのVRによる館内ツアーのご案内もあります。これらすべてを新ページに掲載いたしましたので、ご覧ください。

詳細はこちらから→本サイト「南京大虐殺の史実展」より 

 

 

2021年2月17日

「ヒロシマへ ヒロシマから」通信に寄稿しました。

 

「ヒロシマ連続講座」主宰者の竹内良男氏より、当会の活動概要に関する寄稿依頼がありました。以下は、その寄稿記事です。執筆は当会共同代表の春日が担当しました。 

ダウンロード
通信No.647 (2021-2-17 防衛省・市ケ谷記念館を考える会」の活動
PDFファイル 189.3 KB
ダウンロード
通信No.649 (2021-2-18 防衛省・市ヶ谷記念館を考える会 -3).
PDFファイル 231.8 KB
ダウンロード
通信No.648 (2021-2-17 防衛省・市ヶ谷記念館を考える会)-2)
PDFファイル 203.7 KB

 

 

2021年1月9日

当会が防衛省に提供した写真データの一部が市ケ谷記念館に展示されました。

 

 2019年11月、当会は防衛省の依頼で米国公文書館所蔵の東京裁判関係の写真データ34点を提供いたしました。本年1月7日、防衛省からその一部の展示状況を示す回答と資料が送られてきました。

 詳細はこちらから→「活動報告」

2020年12月4日

朝日新聞で本会の活動が紹介

 

12月3日付け朝日新聞朝刊【第2多摩】の「ぶらりぶらり」のコーナーで本会の活動が紹介されました。「敗戦の記録と日本再出発の地」という見出しで、市ケ谷記念館を要領よく紹介しています。本会の共同代表の春日が今回の取材に協力いたしました。 

 

 

2020年8月27日

戸谷由麻氏のご論文(『世界』9月号(2020年)掲載)のお知らせ

 

戸谷氏のご論文「戦争犯罪における組織と個人ー東京裁判を事例に」が『世界』の「特集 戦争責任の継承」の一篇として掲載されました。ぜひご一読お願いいたします。

なお、本特集の冒頭は吉田裕氏の「自分史の中の軍事研究」です。吉田氏には2018年に当会主催の記念講演会で講演をしていただきました。 

 

 

2020年8月8日

ドラマ「東京裁判」が下記のスケジュールで放映予定

 

■8月9日(日)00:05~01:05  NHK 総合  NHKスペシャル ドラマ「東京裁判(1)」

 

■8月9日(日)01:05~02:00  NHK 総合  NHKスペシャル ドラマ「東京裁判(2)」

 

■8月10日(月)00:45~01:40  NHK 総合  NHKスペシャル ドラマ「東京裁判(3)」

 

■8月10日(月)01:40~02:35  NHK 総合  NHKスペシャル ドラマ「東京裁判(4)」

 

 

2020年3月4日

防衛省が市ヶ谷台ツアーの見学コースを変更

 

午後の見学コースでは大本営地下壕跡を見学することができます。

詳細はこちらから→https://www.mod.go.jp/j/publication/ichigaya/index.html 

 

 

2019年12月23日

当会共同代表が「殉国七士廟」を見学

 

本日は、71年前の1948年、スガモプリズンで東條英機ら7名が処刑された日です。今年、当会共同代表の川口重雄が「殉国七士廟」を見学し、その碑を撮影してきました。本日はその写真を掲載いたします。

「殉国七士廟」とは、愛知県西尾市東幡豆町の三ヶ根山にある廟です。東京裁判判決に従い死刑を執行された7名の軍人・政治家を祀っています。高さ5メートルほどの石碑で、「殉国七士墓」と彫られており、作られた当時の首相、岸信介の揮毫です。7人の遺骨は実際に碑石の下に埋まっています(出典:Wikipedia)

 

 

2019年11月23日

「東京裁判」写真集のページを本サイトにアップ

 

本サイト「活動報告」のページでもご報告したように、当会は防衛省の依頼を受けて、ハワイ大学の戸谷教授から34点の東京裁判関係の写真データを入手しました。これらのデータは防衛省に提供するとともに、戸谷教授のご厚意により本サイトでも一部アップいたしました。本サイトでは戸谷教授の『東京裁判』(みすず書房、2008年)と『東京裁判ハンドブック』(青木書店、1989年)を参考にキャプションを付けました。

詳細はこちらから→本サイト「東京裁判」写真集

 

 

2019年10月11日

防衛省との第二回「意見交換会」を実施

 

当会は参議院議員会館で本年2月の「意見交換会」の継続として、第二回目の「意見交換会」を行い、展示資料の具体的な提案をいたしました。

 詳細はこちらから→本サイト「活動報告」

 

 

2019年9月18日

『正義の裁判--東京裁判71周年記念写真展』が南京で開催

 

詳細はこちらから→新华网

 

 

2019年9月11日

戸谷由麻氏のご寄稿、第二弾‼

 

  先日に続きハワイ大学教授の戸谷氏より第二弾のご寄稿をいただきました。カリフォルニア大学教授のコーエン氏とのご共著『東京裁判「神話」の解体』(ちくま新書、2018年)についての、ご著者ご自身によるご紹介文です。これにご興味を持たれた方は、ご共著そのものをご一読くださるようお願いいたします。

 

2019年9月4日

ハワイ大学教授の戸谷由麻氏が当会サイトにご寄稿‼

 

 昨年、11月17日の東京大学のシンポジウム、12月1日の関東学院大学の講演会で、東京裁判の今日的意義を熱心に説かれた戸谷由麻氏が、そのご講演の趣旨を当会の求めに応じてご寄稿してくださいました。

 今、国際社会はニュルンベルク裁判と東京裁判の意義を再評価する流れにあります。戸谷氏のご意見は、東京裁判対する新たな視点のご提起であるとともに、「市ケ谷記念館」の活用に対する貴重なご提案でもあります。

 

2019年8月3日

ユーロスペースで「東京裁判」(小林正樹監督作品)が上映開始。全国で順次公開!

 

「昭和から平成そして令和。新たな時代の幕開けに、現代の日本と世界が浮かびあがる。1945年8月に降伏した日本の戦後の運命を決定づけた極東国際軍事裁判の全貌を描く」(ユーロスペースHPより)」

 

詳しくはこちらから→映画「東京裁判」公式サイト

 

 

 

2019年8月7日

岩波ブックレット『日本人の歴史認識と東京裁判』発刊


昨年11月11日に当会が主催した吉田裕氏(一橋大学特任教授)の「東京裁判判決70周年記念講演」が岩波ブックレット『日本人の歴史認識と東京裁判』として発刊されました。

このブックレットの詳細はこちらから→岩波書店サイト

 

 

2019年2月19日

防衛省と「陳情と意見交換会」を実施

 

当会は参議院議員会館で防衛省と「陳情と意見交換会」を行いました。これは当会における第1回の防衛省交渉となります。

この詳細はこちらから→本サイト「活動報告」

 

 

2018年12月1日

ハワイ大学教授・戸谷由麻氏の講演会開催

 

関東学院大学法学部主催の講演会「講師:ハワイ大学教授・戸谷由麻氏、演題:『東京裁判の新視点-個人責任の理論と実践』」(会場:関東学院大学 横浜・金沢八景キャンパス)が開催されました。

この講演の詳細はこちらから→関東学院大学法学部サイト

 

 
  

2018年11月30日

当会共同代表が南京の学術シンポジウムに参加

 

侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館、南京大虐殺史及び国際平和研究院共催の学術シンポジウム「多元的な視野から見た日本の中国侵略及び南京大虐殺の研究」(会場:中華人民共和国・江蘇省会議中心)において当会共同代表の春日恒男が「市ケ谷記念館を「東京裁判記念館」へ」と題した基調報告を行いました。

→本サイト「活動報告」

 

 

2018年11月17日

東大駒場で東京判決70周年・国際刑事裁判所ローマ規程採択20周年記念シンポジウム

 

東京大学・ドイツ・ヨーロッパ研究センター(DESK)主催の「東京判決70周年・国際刑事裁判所ローマ規程採択20周年記念シンポジウム『国際刑法におけるニュルンベルク裁判と東京裁判の今日的意義』」(会場:東京大学駒場キャンパス)が開催されました。

このシンポジウムの詳細はこちらから→東京大学駒場キャンパスサイト

 


2018年11月11日

星稜会館で当会主催「東京裁判判決70周年記念講演会」開催

 

当会主催の「東京裁判判決70周年記念講演会、講師:一橋大学特任教授・吉田裕氏、演題:『日本人の歴史認識と東京裁判』」(会場:永田町 星陵会館)が開催されました。→本サイト「活動報告」

また、これは東京新聞にも記事が掲載されました。この記事の詳細はこちらから→東京新聞サイト
 


2018年4月30日
公式Twitterを開設しました
 


2017年11月16日

当会共同代表が防衛省に情報開示請求


当会共同代表の長谷川順一が防衛省に情報開示請求をしていた「市ヶ谷記念館」展示品一覧と見取り図をアップしました。→本サイト「参考資料」
 


2017年11月12日

共同主催「東京裁判開廷71周年記念、講演会」開催


新宿平和委員会、新宿婦人問題を考える会、当会共催の「東京裁判開廷71周年記念イベント第二弾ー記念講演会(講師:立命館大学名誉教授・赤澤史朗氏、演題:『東京裁判と戦後日本ー「東京裁判史観」の亡霊ー』」(会場:新宿区立男女参画推進センター)が開催されました。→本サイト「活動報告」
 


2017年4月30日

共同主催「東京裁判開廷71周年記念、集いとフィールドワーク」開催


新宿平和委員会、新宿婦人問題を考える会、当会共催の「東京裁判開廷71周年記念イベントー防衛省市ヶ谷記念館の展示を考える集い+新宿平和マップ『市ケ谷コース』フィールドワーク」(集いの会場:新宿区立男女参画推進センター)、フィールドワークの集合場所:JR市ケ谷駅前)が開催されました。

→本サイト「活動報告」

 

 

2016年11月23日

当会共同代表が特別講演

 

15年戦争と日本の医学医療研究会主催の「第40回研究会」(会場:東京大学医学部教育研究棟セミナー室)で当会共同代表の春日恒男が特別講演「市ケ谷記念館を<東京裁判記念館>へ」を行いました。

その詳細はこちらから→「15年戦争と日本の医学医療研究会公式サイト」

 

 

2016年8月22日

当会共同代表が戦跡ネット全国大会で報告


戦争遺跡保存全国ネットワーク主催の「第20回戦争遺跡保存全国シンポジウム長野県松代大会」(会場:松代町公民館)で当会共同代表の春日恒男が市ヶ谷記念館について報告しました。また、それは毎日新聞長野版に掲載されました。

その記事の詳細はこちらから→毎日新聞長野版

 


2016年9月1日
当会公式サイトをオープンしました