防衛省「市ケ谷記念館」を「東京裁判記念館」へ改善しましょう

  

 

 戦前、防衛省の所在地(東京都新宿区市谷本村町)には、陸軍士官学校、大本営陸軍部・陸軍省がありました。敗戦後の1946年、この「一号館大講堂」で極東国際軍事裁判(東京裁判)が開廷されました。

 

 1994年、防衛庁(当時)が現在の所在地へ移転する計画が発表されると、取り壊し反対の市民運動がおこり、その結果、この「一号館大講堂」は歴史遺産として保存が国会で決議され、1999年、「市ヶ谷記念館」という名称で一般公開されるに至りました。しかしながら、現在、<東京裁判>に関する展示内容は極めて貧弱であり、その改善は急務です。

 

 ドイツの「ニュルンベルク裁判記念館」では、豊富な写真や資料が展示され、過去の戦争と向かい合い、未来を見つめる姿勢が示されています。今こそ、このドイツの姿勢に学び、防衛省構内に残るこの貴重な戦争遺跡を平和構築のための資源として活用すべき時ではないでしょうか。

 

 私たち防衛省「市ヶ谷記念館」を考える会は、その実現をめざして活動しています。

 

 

最新ニュース

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2024年3月13日

 

「国際刑事裁判所」所長に赤根氏日本人初の所長に就任

 

 

2024年3月11日、国際刑事裁判所(ICC)は、赤根智子裁判官が所長に選出されたことを発表しました。赤根氏の任期は3年。戦争犯罪など重要な犯罪に関与した人物を訴追するICCの所長としては日本人初となります。

昨年、3月、ICCはロシア軍による戦争犯罪の容疑でプーチン大統領に逮捕状を出しました。赤根氏はこの件を審理した裁判官の一人で、ロシア政府からの報復処置として指名手配を受けています。

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 2023年12月24日

 

「東京裁判」終結75周年にあたり当会が声明を発表

 

 

2023年12月24日は「東京裁判」終結75周年にあたります。1948年12月23日、A級戦犯の7名が処刑。翌日の24日にA級戦犯容疑者19名が釈放されて、東京裁判は幕を閉じました。

しかし、それは新たな問題の始まりであり、それは今日でも大きな課題です。

当会はこの問題の日にあたり声明を発表しま

 した。ご一読いただけたら幸いです。

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  2023年11月20日

 

当会賛同人の一人、田中利幸氏のブログ記事のご紹介

 

 

2023年10月7日、イスラム組織ハマスが突如、イスラエルへの攻撃を開始。イスラエル軍もこれに対して激しく反撃して、現在も戦争は進行中です。この戦争に関連して当会賛同人の田中氏が下記の題名の記事を自身のブログに投稿したのでご紹介します。

 

2023年11月17日金曜日

パレスチナ人団体、ICCにイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフをガザでの戦争犯罪とジェノサイドで逮捕するよう要請

 

11月10日放送『デモクラシー・ナウ(今こそ民主主義を)!』の日本語訳です。

 

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